そうだ!忍野八海にいこう!Part3
お釜池から三番霊場の底抜池に行こうと思ったのに、なぜか四番霊場の銚子池に着いてしまうのです。
”何で三番がないんだ?”
と思いながら、うろついていたら、なぜか四番を通り過ぎた先にある榛の木林資料館(有料)の中にあることが判明。
300円払って中に入ると、手入れの行きとどいた庭と、大きな鯉の池。
水車の回る茅葺屋根の家。
外は汗ばむほどの暑さなのに、古民家の中に入るとひんやりして気持ちいい~。
靴を脱いで階段を上がって登っていくと、昔の生活道具がいっぱい置いてあって、それはそれで興味深いものがありました。
一番上まで上がると、かなりの絶景!
身体が冷えたところで、いよいよ底抜池へ。
三番霊場 底抜池
奥まったところに、ひっそりと水をたたえる底抜池。
ここは有料のせいなのか、外国人はあまり入ってこないので、底抜池も私だけ。
洞のある大きな木に囲まれて、薄暗いこの池はなんとなく不思議な雰囲気でした。
昔、この池で洗濯をしていて洗濯物を落とすと消えるいう伝説があるそうな。
静かなのでボケッとしていたら、カモさんが私の隣にやってきて、ずいぶん長いこと一緒にボケッとしていました。
エッツの「わたしとあそんで」っていう絵本みたいに魚もあつまってた。
池に映る木がみごとなので、写真を撮っていたら
なんとなく目の前を何かかふわっと通った気配がしました。
見えないけど、気配だけ。
風もないのに…
なんだったのかな?
その時撮った写真を見て、びっくらこいた!
ひえ~!
なんか映ってるじゃん!
真ん中あたりに緑の帯みたいなの。
観光案内所でもらったパンフ読んだら、忍野八海の池は八大竜王を祀っているらしい。
これはもしかしたら、龍神様かな?
でも、怖いという感じではなくて、いろいろ模索中の私を応援してくれているような
ちょっと姿を見せて遊んでくれているような、そんな気分になりました。
「もし、龍神様なら、きょうはここに連れてきてくれてありがとう!
これからも応援してね!」
とお礼を言って もと来た道を戻って、銚子池へ。
四番霊場 銚子池
ぼこぼこ、ぼこぼこ。
ぼこぼこ、ぼこぼこ。
水がわき出て止まらない感じの池でした。
縁結びの池といわれているらしいよ。
五番霊場 湧池
忍野八海のメインはこちらです!
すべての観光客はここに集結してるのか?て思うくらいの賑わいです。
富士山のお水も無料で飲めます!
六番霊場 濁池
池はたいしたことないけど、ここから見た景色はきれいよ。
七番霊場 鏡池
富士山をきれいに映し出すこの池はには、物事の善悪をみわけるという伝説があるんですって。
八番霊場 菖蒲池
菖蒲の花がさいたらきれいだろうな…。
スタンプラリーのように8つの池を制覇しました。
忍野八海は北極星(出口池)と北斗七星の形をしてるんだって。
巡礼の最後は
浅間神社
こんな所で龍がおでむかえ。
立派ないちいの木
これ、れっきとしたお神輿なんですよ。担いでるとこ見てみたい!
気が付けば、結構な時間になっていたので、乗り換え案内をみると、あと10分でバスが出ちゃう!
間に合わないかもしれないけど、もときたバス停までマジで走りました。
走っても走ってもバス停が見当たらない!時間も過ぎてるのに…
なんで~?
すると、後ろからバスがやってきました。
バス停じゃないけど、手を振ったら止まってくれました。
女のバスの運転手さんが
「あれ~。バス停わかりにくかったからここまできちゃったの?よかったわ。手を振ってくれて」
といってくれました。
女神かとおもいましたよ。ほんと。
河口湖の駅の周りも外国人であふれかえってる!駅の構内も、トイレも。
バスのチケット取ろうと思ったら、すでに完売。
電車を観たら、30分後にJR直通の特急が出るではないか!
立川まで直通なんて、最高ではないですか!
寝て帰れる!
わーい!
スマホの充電が切れちゃったので、駅前のAUでちょっとだけ充電させてもらい、富士山アイスを食べて
帰りの岐路へ
そういえば、夢中になりすぎて、お昼食べてなかった…。
あさの9時過ぎにおもいつきで出かけたのにもかかわらず、6時半には家についていたことにびっくりです。
知らない自分に出会う旅ができて、元気になりました!
あ~おもしろかった!
長いお話にお付き合いくださってありがとうございました。